今回紹介するのはこちら!
DS AUTOMOBILES (DS オートモービルス) のDS 4
DS AUTOMOBILES
DS AUTOMOBILES
皆さんはDS AUTOMOBILESというブランドを知っていますでしょうか?
こちらはフランスのブランドなのですが、日本ではマイナーな外国車となっており、多少車に興味のある人でないと知らないというイメージがあります。
DS AUTOMOBILESの概要
- 2009年にシトロエンの高級サブブランドとして発足
- 2015年に単独のブランドへ
- 2015年に日本でも販売を開始
大まかな歴史はこのようになっています。
DS AUTOMOBILESを日本のブランドで例えるならば、LEXUSになります。
シトロエンの高級志向のブランドがDS
トヨタの高級志向のブランドがLEXUS
のように立場が似ているだけでなく、LEXUSが日本文化を車に落とし込んでいるようにDSもフランスの芸術、文化を車に取り入れているため唯一無二のある種変わったブランドと言えます。
ひし形を多く取り入れており、他のブランドにはないエクステリア、インテリアデザインが一番の強みと言えます。今回紹介する「DS 4」は2022年、5月1日時点で最も新しいDSの車となりますが、以前から販売されているDS 3 crossbackとDS 7 crossbackにもたくさんのひし形が取り入れられており、そちらに関しては、また別の記事で紹介します。
ここにds3とds7の(別)記事をいれる
DS 4の特徴
サイズ
全長:4415mm
全幅:1830mm
全高:1495mm
ホイールベース:2765
日本では取り回ししやすいサイズ感で、立体駐車場にも対応したサイズとなっています
グレード(パワーユニット)
PureTech(ガソリン) 1.2L 130ps / 230Nm
BlueHDi(ディーゼル) 1.5L 130ps / 300Nm
E-TENSE(PHEV) 1.6L モーター110ps
グレード(インテリアデザイン)
TROCADERO:ベースグレードで、最低限の先進装備がついている。また、ガソリンモデルのみの販売のため、購入される方は少ない。シートヒーターや電動リクライニングシートはない。
RIVOLI:ガソリン、ディーゼル、PHEVの全てが販売されている、メインのグレード。価格とデザイン性が両立されていて、コスパの良いモデルと言える
LA PRIMIERE:デビューを記念して作られた限定モデルで、おそらくこの先新たに追加されるグレードのOPERAの色違い。限定モデルのためOPERAよりも希少価値が高く、インテリアの色が黒や白でなくブラウンのナッパレザーが採用されており、見た目にも使用感にも優れる。このモデルにもガソリン、ディーゼル、PHEVの全てが販売されている。
価格:398万円〜
エクステリア
DS AUTOMOBILES
フロントグリル:特徴であるひし形が内側から外側にいくにつれて大きくなるデザイン
ドアノブ:DS3 crossback、DS9と同様に通常は収納されていて、必要な時にせり出してくる構造(リトラクタブルドアハンドル)
リアライト:DS7 crossback、DS9と同様にひし形があしらわれたデザインになっており、リアから見た造形は一眼でDS感(フランス)を感じ取れる。
ボディに対してタイヤが大きいので存在感があり、横から見るとハッチバックとSUVの間という印象を受ける
インテリア
webCGより
ドアノブ周り:運転席にはこれまでのDSとは異なり、ウィンドウスイッチがドアに集約されている。ウィンドウスイッチ自体もひし形が使われていて全体のデザインに統一感がある。
ドアパネルはレザーが多く使われている上に、ウッド(木)やピアノブラックのパネル、DS伝統のパールステッチという特別なステッチがあしらわれているため、高級感は申し分ない。
webCGより
センターモニター:初めて大きめの液晶が採用されている。ほとんどの操作はこの液晶を介して行うため、ホームボタンが設置されている。
モニターの下にはエアコンの吹き出し口があり、そのすぐ下にはひし形を意識した物理ボタンが並んでいる。
DS AUTOMOBILES
センターコンソール:これまでのDSにはなかった新しい装備「DSスマートタッチ」
このタッチパネルを介してセンターモニターの操作を行うことができる。ただ操作を行うだけではなく、指の動きを認識するので直感的な操作が可能となっている。その奥には、大型の小物入れがありUSBポート、12V電源、非接触充電が装備されている。
シフトノブ:兄弟者であるPEUGEOT(プジョー)308と同様、プジョー、シトロエングループの小径のシフトノブが採用されている。
シルエットは308とほとんど同じと言っていいが、内装は全くの別物と言えるほど、DS独特の世界観が表現されている。
快適装備と運転支援
電動テールゲート:このサイズで電動テールゲートがついているのはなかなか珍しく、ありがたい装備になっています
シートヒーター:前席のみの装備となっています。冬場の寒い時期には暖房だけでなく、お尻や背中から暖かくなるのはとても落ち着きます。
アクティブサスペンション:DS7 crossbackとDS9にも搭載されている走りに快適性をもたらす技術で、センサーで路面をスキャンして、路面に応じてサスペンションを変化させることで地面から伝わる衝撃をいなす効果があります。エアーサスペンションには及びませんが、それでも十分に快適性が得られる装備となっています。
次の記事ではDS3 crossbackについて触れていく
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